超初学者向け バランスシートの読み方

こんにちは。pineです。皆さん勉強の進み具合はいかがでしょうか。

少しづつでも良いので、計画的に取り組みたいですね。

さて、受験生からも合格者からも苦手科目への対策に困っている。

他の科目も取り上げて欲しい!という声がありましたので、

今回は、財務・会計について取り上げます。

財務・会計は実務で関わることがないと、最初のつまづきが大きい科目の1つではないでしょうか。

そしてその分からなさに勉強をやめていく・・・ということも多い様です。

私も最初はまったく分かりませんでした。

「全く」です。

右も左も分からないとは正にこのことを言うのだと思いました。

同じ勘定科目なのに、左に表記されたり、右に表記されたりする。

損益計算書は分かるけど、貸借対照表ってよく分からない。

実際のお金の増減は財務諸表と一致しない。

何とか回転率とかなんとか比率とか、ややこしい。

とにかく数字ばっかりで見るのもいやだ。

などなど、色々な理由がありと思います。

私個人の考えとしては、いきなり簿記に出てくる様な問題や財務分析に使う指標から入るのは

危険

だと思っています。

そこで今回は、初心者がつまづく貸借対照表の

超基本的な部分

だけど、

これを知っているだけで数倍理解しやすくなる

ポイントをお伝えします。

まずは、こちらの図を見て下さい。

貸借対照表とお金の関係

貸借対照表の説明は資産と負債と自己資本の表記場所、借方と貸方が同じになるからバランスシートと呼ばれますよ、といった説明が多いのではないでしょうか。

けど、初心者にはわかりにくいでしょう。

貸借対照表でまず大切なのは、

右側に記載される項目がお金の入りを示しているもの。(=「利益」ではありません)

左側に記載されている項目が調達したお金が何に変わったかを示しているもの。

ということを認識することです。

お金の入りは大きく分けると2つ「他人から借りる」か「自己調達」かです。

※中小企業会計では上場していないケースが圧倒的に多いので、株式といっても社長やその親族、知人といったことが多いです。

お金の出は様々ですが、

土地や建物、加工するための機械(固定資産と呼ばれるもの)

商品や売掛金(まだ回収できていないお金)、現預金など(流動資産と呼ばれるもの)

が一般的なところでしょうか。

企業の活動目的を一言で言うと、何かの商品やサービスを顧客提供して、その対価(お金)を得ることです。

そのために必要なお金の調達方法とそのお金が何に変わったか、を端的に示している訳です。

これだけで、非常にスッキリした表に見えてきませんか?

ふと不思議に思った方の中に、大事な項目が無い!と思った方がいらっしゃるでしょうか。

お金の出というのに大事な従業員の給料がないじゃないですか。。。

貸借対照表には(正しい表現ではないかも知れませんが)活動の結果しか表現されません。

従業員給料は損益計算書上に商品を作成するときのコストとして計上されますが、貸借対照表ではそれが売れて現金化されていたり、売れたけでまだ現金回収できていない売掛状態だったり、在庫のまま残っていたりします。

でも商品が売れなくても従業員給与は支払う必要がありますね。その際は、当座の現金から支払われているか、銀行などから一時的に借りて支払っているということになります。

貸借対照表上では、それは現金が減っている、借入が増えている、在庫が増えている、といった形で見えていることになります。

この辺りの現金の流れと一致していさが、貸借対照表の分かりにくさではないでしょうか。

もう一つ図を見て頂きましょう。

貸借対照表にはもう一つ大切なルールが含まれています。

それは、「どれだけ現金に近い資産を保持しているか」「早く返済する必要があるお金がどの程度あるか」です。

左側には資産が記載されますが、順不同に記載されるわけではありません。

一番上が現金で、以下順に現金化しやすい順に並びます。

負債の項目は、その返済が早い順に並びます。

企業にとって現金は重要な資産です。

しかし、現金が多すぎるという事は、事業に必要な活動(製品作成や設備投資など)にお金が使われていないという見方もできます。

流動負債は1年未満で返済時期がくる負債ですが、固定負債はもっと長い期間返済までの猶予があります。

すぐに返済の必要のないお金と自己資金を活用して設備投資や新事業の拡大を図る、ということも考えたいところです。

セーフティーな量の現金を確保しながらも、次の企業活動のためにお金を投資することが正常な企業運営と言えます。

この辺りの評価を行う指標が財務で問われる各種の指標になっている訳ですね。

いかがだったでしょうか。

一見無機質で入りづらい貸借対照表ですが、有効な情報を教えてくれる重要なデータが含まれています。

1次試験に簿記で出題される様な問題もでるため、個別知識に意識が行ってしまいがちですが、

コンサルタントとしては全体像を見る力も同時に持っておきたいですね。

学習することと実際のコンサルティングに活用できる考えや知識を紐づけて理解できると勉強がより効率的になります。

他にも有効なものはご紹介しいきますので、楽しみにして下さい。

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