SWOT分析 するタイプ?しないタイプ?

こんにちは。pineです。

さて、今回は2次試験でSWOT分析をするか、どうか、について書きたいと思います。

早速ですが、あなたは与件文を読みながらS(強み)、W(弱み)、O(機会)、T(脅威)にマークを付けたり、SWOTの4象限を書いたりするタイプでしょうか。

これは合格者でも意見の分かれることの1つです。

私は、

必ずしもSWOTを4象限の表にする必要はない

と考えています。

SWOT分析自体は、対象企業を分析(というより事実確認)するための超ベーシックな方法です。

しかし、80分しかない診断士2次試験においてSWOTの表を作成する事がプラスに働くかというと、そういう訳ではないことが多いです。

理由は

絶対的な脅威や機会は存在しない

ということです。

「X市では急速に少子高齢化が進んでいる」

「A社が新製品の提供を検討している市場は短納期要請が激しい」

「B社の製品市場では製品のコモディティ化が進んでいて、価格低減の要請が厳しい」

「昨今、円高ドル安が急速に進行しており、しばらくこの傾向は続くと予想されている」

こういった与件文があったとします。

あなたはこれらを見て、「機会」だと思いますか?。「脅威」だと思いますか?

私が答えるとしたら、

「判断できない」

です。

「え!?」と思ったあなた。

無意識の思い込みが発生しています。

外部環境における機会、脅威の判断は、よの中一般的な事象を言っている訳ではなく、

対象企業が行っている、またはこれから行う事業環境や当該企業の保有する資源から見て

「追い風になる」

「逆風になる」

かです。

少子高齢化は、若年層向けのサービスや製品であれば、脅威かもしれませんが、高齢者向けのサービスや製品を検討している企業にとっては機会と言えます。

短納期要請やコモディティ化が進む業界でも、該当企業に独自のノウハウがあり短納期要請に応えることができたり、差別化された製品の開発力があれば、脅威とは言えないでしょう。

言葉のイメージだけでとらえてしまう可能性のある与件文は特に注意が必要で、設問と与件文を全部読んだ後で、機会と脅威の判断が変わることは頻繁にあります。

対して、強み、弱みはころころ入れ替わることはまずありません。

ただし、これも絶対的なものではなく、相対的(比較的)に見て強みと言える、弱みである。

といったものです。

例えば、同じ製品を「他社よりも」短納期で納品できる→短納期対応

例えば、他社は低価格要請におされて収益が悪化しているが、自社は商品力があり高付加価値製品を提供できていて高収益体質である→商品開発力

などといったものです。

あくまで、市場からの評価といったもので、与件には事実としてさらっと書かれていることが多いです。

逆に絶対に変わりようのない分類があります。

それは、「強み・弱み」と「機会・脅威」の2軸で入れ替わることです。

強み・弱みは、内部環境(企業内部)に関することを分析しています。

機会・脅威は、反対に、外部環境(企業外部)に関することを分析しています。

内部環境は、自社の努力で改善したり強化できたりするものですが、

外部環境は自社では変えることのできないものです。

ですので、SWOTで4象限にきっちる分ける前に、内部と外部に分けることが、短い時間で解答する2次試験で、間違いのない分析をする上では重要です。

その上で、事業の方向性などを正確にとらえて、解答する際にSWOTに分けることをオススメします。

SWOT表を完成させることが目的ではないことをお忘れなく。SWOTはあくまで、コンサルティングのための過程だと認識しましょう。

今日は、ここまで。

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