2次試験 事例Ⅰにどう対応するか

こんにちは。pineです。

今回は2次試験で苦手意識を持っている方も多い、事例Ⅰへの対応について書きたいと思います。

そもそも、事例Ⅰの対象範囲は何となっているか、試験要綱を見ても1次試験の様な詳細は記載がありません。

記載があるのは、

『組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例』

という表現のみです。

事例Ⅰの基本

1.組織とは

 〇組織は戦略に従う

 〇戦略は組織に従う

両方あります。が、診断士試験だけでみると、

前者の「組織は戦略に従う」が基本になっている様に感じます。

社長の思いや、企業理念、経営目標に向かってどうやって組織を効果的に動かすか?が問われています。

2.外部環境には逆らえない

これは大企業も原則同じですが、外部環境の変化により、組織や企業戦略を柔軟に変えるのが戦略の基本です。

通常与件文に書かれており、解答の制約条件となりますので、必ずそれに沿って解答してあげることが重要です。

3.大手依存の経営、受け身の経営 

実はこれは大きなリスクと意味で書かれることがほとんどです。

大企業との取引が多いことの何がだめなの?と思われた方もいらっしゃるかと。

私も最初はそう思いました。安定した取引が見込めるならいいんじゃないか?と。

複数社の大企業と取引があれば、もっと言えば業態が異なる複数の大企業と取引があれば、

例え1社との取引が減少しても、他で何とかカバーできる可能性もあります。

しかし、1社のみに依存するとその取引量が経営全体に影響することになってしまします。

当然、相手の言う通りの価格や納期で対応せざるを得ません。

受け身の経営も同じ意味で、大企業の要請のみで商品開発を行っているなども同様のリスクです。

4.組織の活性化

組織とは人の集まりです。

当たり前と言えば、当たり前ですが。忘れがちな事です。

多くの場合、人がそうである様に何の目標も変更もなければ、現状維持バイアスが働き

「今のままでいいや」という雰囲気が蔓延します。

組織にも人と同じく活性化する策が必要なんですね。

5.「どういう人事制度が良いか」は、「どういう組織を作りたいか」による

人事は経営戦略と組織作りに従う。

こんな言葉はありませんが、人事制度を設計するならこうなるべきです。

どの様に行動し、成果を出した人を評価するかを決めることで、社員1人1人、チーム、

そして組織が目指すべき形になっていきます。

また、これまで会社発展に寄与した会社文化や行動は原則として大切にしましょう。

但し、与件文によります。

6.傾向と対策

 〇事業の「特性」を聞かれることが多い

 

 外部と内部に分けて分析しましょう。

 PEST分析、強み・弱み、ヒト・モノ・カネ などの切り口で考えるとモレがなくなるでしょう。

 〇環境分析は漏れなく拾った上で、端的にまとめる。

 内部、外部またはいずれかは問わず、環境分析はほぼ必ず出題されます。

 与件文を元に抜き出して、文字数内に再構成し、キーワードで纏めるといった基本的な解答になります。

 文字数内で端的にまとめる技術は必要なので、練習するしかありません。

 ただし、当日は余りに綺麗に書こうとして、時間を掛け過ぎないことが重要です。

 練習では100%答えられる練習をし、当日は短時間で7割のイメージで解答しましょう。

〇ターニングポイント

 与件企業において、機能不全や外部環境の変化により業績が悪化するといった事象が発生し、

 それを乗り越えて現状に至っているとう、いわゆるターニングポイントになる事象がある構成が多いです。

 そのターニングポイントの前後で何が変わったかを聞かれるパターンがあります。

 与件企業が何を元に復活したかは、今後の方向性を考える上でも重要なことになってきます。

 十分に気を付けて読み取りを行いましょう。

今回は、事例Ⅰの基本対策について書きました。

直前期ではありますが、苦手としている方に参考になればと思います。

では

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA